命を
「行年 三十三才」
仏壇の掃除をしていて手に取った位牌に
書いてある文字を見て心が震え、涙が込み上げた。亡き父の父の位牌で、私の祖父にあたる人なのだが戦死をしたとずっと聞いていた。昭和19年に亡くなったということは父が10歳のころ。
今まで仏壇には何度も手を合わせていたけど
位牌を手にしたことがなかった。祖父のことを初めて近くに感じ祖父の人生、父の人生を思い、涙がなんどもこぼれた。
小さなことでモヤモヤしてるなんてもったいない。生ききろう、と思った。この一度しかない命を。
父からの、祖父からのメッセージだったんだなぁと思う。
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