懐古

実家の食器棚は私が生まれたときからたぶんあったもので、とすると60年は経っているのかもしれない。昨日引き出しの奥から出てきたこの四角い箱。ニッショクというシールが箱のウラにペタペタと貼ってあったところから推察すると、シールが貯まったらもらえる景品だったのか…。使われた形跡のないおにぎりの押型が入っていた。

なんともレトロな文字にほっこり。この説明文、面白すぎた。。「こわれたり、くさったりしませんから永く使用が出来ます」。。

プラスチックのものがまだあまりなかった時代だったのだろうとおもう。むかしの冷蔵庫も、木の棚に氷を置いて使うものだったそうで毎日氷屋さんが配達しに来ていたらしい。きっと人と人との触れ合いがそこかしこにあったのだろうなぁ。

朝ドラのカムカムを毎日見ているのだけど、ちょうどひなたちゃんが私と生まれ年が一緒のようで。昭和50年のとき、10歳なので。

見るたび懐かしい。母と一緒に見ながら「テレビ、こんなんだったよねー、チャンネル回しとったよねー」と話したり。

平和な時代だった、ほんとに。文明が進みすぎちゃったんだなぁ、、。